接客業から設計職へ
結婚後も女性が長く続けられる仕事。

PROFILE

桂田 裕子

2018年6月入社

前職は接客業に携わっていたが、立ち仕事なのでデスクワークに就きたいと考えていたところ、知り合いにSAQLASを紹介されて転職。設計の仕事はまったくの未経験だったが、3年目となってだいぶ仕事にも慣れ、結婚後はパート社員として設計業務を続けている。

デスクワークに就きたくて未経験から設計職に転職

前職は接客業をしていたのですが、体力的に厳しいため、デスクに座ってできる仕事に就きたいと思っていました。でも、ずっと座りっぱなしてはなく、できれば外に出たりすることもある仕事の方がいいと思っていたのです。

そんなときに、知り合いにSAQLASを紹介されました。設計の仕事ということで、前職とはまったく違う職種だったのですが、話だけでも聞いてみようと思って面接を受けました。

すると、石川県を軸にして地域に貢献している会社で、デスクワーク以外に現場に行くこともある仕事だとわかり、未経験でも大丈夫とのことで転職を決意しました。私自身、石川県でずっと生まれ育って地元愛が強いので、地域に貢献している会社に転職できて本当に良かったと思っています。

2DCADを使って水道管などの図面を作成

転職後、最初はまず簡単な設計の仕事を任されて、わからないことがある度に周囲の先輩に聞きながら、少しずつ仕事を覚えていきました。今は勤めて3年目になりますが、どういう仕事かがわかり始めてきたのは、1年経った頃からです。

仕事の内容としては、下水道管の配管計画のための設計業務が多く、図面は2DCADを使って作成します。たとえば水道や下水道の管を新しく道路に設置するための配管計画や、もともとある管を修復する際の設計業務もあります。

まずはお客様から企画書をいただいたら、それに基づいてCADでたたき台となる図面を作成します。それを上司がお客様と打ち合わせを行い、訂正が入ったら直すという作業を繰り返し、少しずつ設計図を完成させていきます。

図面がきれいに仕上がったときにやりがいを感じる

この仕事をしていてやりがいを感じるのは、図面がきれいに仕上がったときです。もともと几帳面な性格なので、この仕事には向いているかもしれません。私だけでなく、女性はきれいに図面を仕上げる人が多いようです。

経験年数が増えてくるとCADを効率よく操作する方法もわかってきて、スムーズに仕事ができるようになります。最初は水道管の知識もなかったのですが、最近は専門用語が出てきても、だいぶわかるようになってきました。

逆に大変だと思う点は、ひとつの案件が終わるまでに半年から1年ほどの長いスパンがあるので、後半になってくると最初の頃に何を作っていたのか忘れてしまうことです。そういうときは、以前に作成した設計図やメモを見直して、思い出しながら仕事をしています。

子どもを育てながら設計の仕事をしている人も

私は正社員として入社したのですが、結婚を機に家庭と両立したいと思い、16時までのパート勤務に切り替えてもらいました。社長と上司に相談したときは、会社の側からではなく、私の立場になってどうしたらいいかを親身になって考えてもらえたので、とても嬉しかったです。

当社は女性も長く勤めている人が多く、子どもを育てながら設計の仕事をしている女性もいます。この仕事は、女性が長く勤め続けるには、とてもいい職種かもしれません。子育てが一段落すればまた正社員に戻れますし、ベテランになると知識や技術が深まっていくので、何歳になっても働けます。

最初は「デスクワークに就きたい」という思いだけで転職しましたが、結果的にこの仕事を選んで、本当に良かったなと思っています。

社員思いの社長なので職場も温かい雰囲気

社内は男性が6割、女性が4割で、皆さん優しい人ばかりです。何かわからないことがあると、いつでも丁寧に教えてもらえるので、入社当初はすごく助かりました。

社長が社員思いの人なので、職場の中はいつも温かい雰囲気に包まれています。創業時からずっと勤め続けている人も多くて、有給消化率も高く、毎月誰かしら休暇を取っています。私も主人と休暇が少しずれているので、私が有給休暇を取って調整したりしています。

新しい人が入ってこられたら、きっと皆とても親切にしてくれると思うので、心配せずに入社してほしいですね。